すっかりいつもの [スケッチ]
2月から4月、収穫の谷間でお休みしていた野菜の直売所も、ぴかぴかの春野菜を並べてオープンします。
畑から抜きたてで、まだしっとりしていたラディッシュ。
葉っぱは、ぱりっと生きがよく、根の部分の色も輝くほど鮮やか。
何気ない野菜だけど、その生命感に、思わず筆をとりました。
もちろん、あとは生きのいいうちに、ばりばりいただきました（笑）。
描くものも食べるものも、そして自分も、生きてるんだなぁ、とあらためて実感する季節。
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のんびり、たまのくらしに戻っています。
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雨のち晴れ [スケッチ]
GWにどかん！と休みを取り、九州ツーリングへ行っていました。
帰ってきて狙う花は、やはりこれ。
春バラです。
でも、帰ってきてから、週末のお天気に恵まれず、用事も多く・・・。
これは、去年のちょうど今頃のスケッチです。
品種はレディライク。比較的短時間で描いています。
この日は、雨のあと一気に晴れあがり、すっきりした初夏の陽射しに、春バラの色が輝いていました。こんな時は筆も進み、珍しく一日に数枚のスケッチをしました。
でも、期待して出かけた翌日、雨のあとの強い日差しは、一気に花弁を傷めてしまっていて、きれいな状態の花を探しまわることに・・・。
あの、つかの間の輝きに出会えたことは、とても幸運でした。
さて、今年の春バラは・・・？週末は植物園通いになるでしょうか。
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行く春にふくらむ色 [スケッチ]
曇天の下、チューリップを求めて歩き回りましたが、雨で花弁が傷んでいたこともあって、どうにもモチベーションはあがらずじまい。
そんなときも（結構）あります。
もう春は終盤に向かっているんだな、と思わせるのが、こんな花。
ボタンのつぼみです。
ちょこっと見えた花びらがふくらんで、子供の頭くらいの大きな花になります。
ピンポン玉くらいのつぼみなのに、どこにそんなものが隠れているのか、いつも不思議で仕方ない。
咲いた花ももちろん魅力的だけど、ボタンって、大家の名品がたくさんあって、おいそれと描けない感じが・・・（＾＾；
うーん、いつかね（笑）。と思いながら、月日がたっているのでした。
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アフリカン・クイーン [スケッチ]
昭和記念公園のチューリップも見頃を迎え、休みはスケッチ優先の生活になります。
・・・この時期、絶対家に他人は入れられません（笑）
タイトルは、チューリップの品種名。
黒味のある赤紫と、引き締まった花形が印象的な花でした。
チューリップでいつも苦戦するのが、実は茎と葉。
特に茎の動きや表情は、花の印象を大きく左右するけれど、あまり主張はしてほしくない、難しいところです。
たくさんのチューリップや草花から、どんな花との出会いがあるんだろう。
追っても追いきれない季節の中にいます。
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春のまあるい黄色 [スケッチ]
そのなかでも、つるんとした明るい黄色が目立っているのがこれ。
日向夏です。よく葉つきで売られている姿もかわいらしくて、いつも気になる存在。
スケッチしたあとは、もちろんおいしくいただきました（笑）
すっきりした味わいの果肉と、苦味のない「わた」の食感は、この時期のお楽しみです。
今度は、皮も煮てみようかな。
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柑橘を堪能したり、ジャムも煮てみたり。
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ほんのちょっとの [スケッチ]
今年は、低い枝にまでたくさん咲いた、モクレンの木に出会えました。
モクレンの花が美しいのは、ほんのわずかな間だけ。
開いた花は、数日後には茶色いしみができ、散り始めてしまいます。
描いている間にも、いい形のときに描きとめておかないと、どんどん形がかわっていきます。
モクレンの花のこんな近くにいると、清らかな香りがたちのぼってくるのがわかります。
やがて慣れてしまい、あまり感じなくなるのですが、その香りの記憶は、スケッチを通して、自分のどこかに刻まれているはずです。
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こんな季節のけしきの中で、描いていました。
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awakening march [スケッチ]
いたるところで、春が動き出しています。
土の中で、ずーっと春を待っていたクロッカスが、今年もお目覚め。
まあるく包み込むような花が、土の中からにゅうっと突き出ているのが、何とも愛らしい。
あの透き通るような紫が、どうにも絵具で出せないんですよね・・・。
春の植物たちにエネルギーをもらって、また、花を追う日々が始まります。
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これからの季節へ [スケッチ]
芽やつぼみの形が好きです。
特に、冬や早春に、春を待っている芽たち。
これはチューリップの芽。
これくらいの大きさの時期が、意外なほど長いんです。
葉先にほんのりと、赤やピンクの色が入っています。花が咲いているときの葉には、ほとんど見られない色。
これから咲く花のエネルギーが、ちょっとはみ出しているのかも。
冬芽やつぼみの中には、長い間ずーっと寒さに耐えて、春一気に芽吹き花開く、植物たちのエネルギーがぱんぱんに詰まって、うごめいているような気がします。
動き出す季節まで、もう少しです。
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魔女お蔵だし（ちょこっと） [おぼえがき]
冬真っ盛りですね。東京では2年ぶりに、積もるほどの雪が降りました。春の花咲く季節、スケッチに出る日が待ち遠しいです。
さて、08年版でpittsさんよりリクエストいただいた、魔女の過去作品のお蔵だし。
とはいえ、今じゃとてもお見せできませんよ～（＾＾；ってものも多くて・・・
まず、このラベルから始まりました。4,5年前だっけ！？いまだ現役です。
ラベルは右上にロゴが入りました。
過去の年賀状。干支にちなんでこんな場面、というところまではリクエストが出されてます。
06年（戌）は画像がどこかへ・・・（＾＾；
なんか最近、魔女が子供っぽくなったかな？背景の処理も大きく変わりましたが、次あたり別パターンに・・・なるでしょうか？
何年やってても、描いてるうちに変わっちゃうのね、という一例として、ツッコミ満載でご覧ください（笑）
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デルフト・ブルー [スケッチ]
外はそろそろ光の春、だけど春の花はまだまだ。そんな季節。
一足先に鉢物が出回って、これから来る春を思わせます。
このヒヤシンスを見たとき、まず球根の形にひかれました。分球した状態で、花を咲かせています。その分、それぞれの花房は小さく、花は少なくなるのですが、大きな球根を並べて植えたものとは、違った表情を持っています。
いつもの、鉛筆で輪郭を描いてから色を乗せるやり方ではなく、色鉛筆でデッサンするように描いてから、水彩を少し乗せています。
描いている時は、6帖の部屋に、ヒヤシンスの香りがたちこめていました。花が開いていくのを追いつつ3枚ほど描いたうちの、最初の一枚です。
咲いて、枯れていく姿を見ながら、ありがとう、とつぶやく日々がありました。
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